曲 げ
工程の中でも最も技術を必要とする
 職人の経験も必要な難しい加工です


切断し、パンチング加工を施したワークを
それまでの平板から三次元形状(立体)
にするのが曲げ加工です

   

 プレスブレーキ RC−80 



   曲げ形状も多種多様
   X曲げ・R曲げ・
    ヘミング・シーミング・
   U曲げ・段曲げ など
      
   それぞれに金型が用意される





  

       
         曲げ加工の種類

    @ パーシャルベンディング
     ひとつの金型で鈍角曲げから
     鋭角曲げまで加工できる

   A ボトミング
     比較的小さい加圧力で良い精度が
      得られ 最も多く使われる

   B コイニング
     極めて正確な精度が得られる
     ボトミングの5〜8倍の加圧力が必要

          
  
   加工の原理

 曲げた部分を拡大すると外側は引張られ
 内側は圧縮され、相互に相反する歪みが
 発生する。加圧力を取り除くと、この歪みは
 元に戻ろうとして、要求する曲げ角度よりも
 わずかに大きくなる。
 これを スプリングバックと呼ぶ
 又 同じ作用により 金属の厚みと弾性に
 したがい一定の伸びしろが発生する
 展開および加工時には 伸びの量と
 スプリングバックの量を考慮するのが必要


        
           ポイントと留意点

    @ 曲げ方法ごとにX幅が設定される
     パーシャル 板厚の12〜15倍
     ボトミング  板厚の6〜12倍
     コイニング  板厚の5倍

   A 板材には圧延のロール目がある
     ロール目にあわせて直角に曲げると
     角度が甘くなりがちになる
     板取の段階で統一を心がける

      スプリングバック

 曲げにあたって板材の両サイドに近い部分
 は内部応力が少ない為 スプリングバックが
 少なく、中央部は内部応力が大きい為 
 スプリングバックも大きい。
      
 X曲げの際 中央部と両端では違ってくる
 事を覚えて注意する

 ステンレスは鉄に比べてスプリングバックが
 大きい事にも注意する